不要アカウント・使ってないサービスの整理方法と解約

（登場人物）
娘：70代の親をサポートするアラフォー世代。
母： スマホやネットサービスを使いこなしているつもりだが、実はアカウントの整理はしていない。

──このように、親世代は知らないうちに不要なサービスを契約し続けていることがよくあります。 このページでは、親と一緒にスマホやPCに残るアカウント・サブスクを整理する方法と、解約のポイントをわかりやすく紹介します。

不要なアカウントは整理が必要

なぜ不要なアカウント整理が必要なの？

• 使っていないのに料金だけ払っている
• 個人情報が残ったままになっていて危険
• いざというとき家族が何を使っていたのか分からない

今のうちに一緒に見直すことで、安心して毎日を過ごせるようになります。

よくある「不要アカウント」例

以下のようなサービスは、使用状況を確認して、必要なければ退会や削除を検討しましょう。

• ネットショッピング（Amazon、楽天市場など）
• 動画・音楽のサブスク（Netflix、Spotify、U-NEXTなど）
• 古いフリーメール（Yahoo!メール、Hotmailなど）
• ゲーム・アプリのアカウント
• 使っていないSNS（Facebook、mixiなど）

アカウントを整理しよう

アカウント整理の5ステップ

1. 登録中のサービスをリストアップ
   スマホのアプリ一覧やメールの通知履歴から探します。
2. 使っているか確認
   ログインできるか、請求が来ていないかチェックしましょう。
3. 使っていないものを整理候補に
   今後使わなければ、退会を検討。
4. 公式サイトで退会・解約手続きを
   「◯◯（サービス名） 解約方法」で検索するとすぐ見つかります。
5. 残したアカウント情報を記録
   使っているサービスのログイン方法を家族と共有しておきます。

注意すべきポイント

• 退会前に大切なデータは保存（写真や履歴など）
• サービスによっては一度退会すると復元できないことも
• サブスクは更新前のタイミングでの解約がベスト

おすすめの記録方法

• エクセルで一覧化（サービス名／ログインID／パスワードのヒント／状態）
• 紙にまとめて手帳に挟む・家族と共有フォルダに保存
• パスワード管理アプリの活用も便利（1Password／Bitwardenなど）

まとめ：使っていないサービスを安心・安全に整理しよう

親が知らないうちに契約し続けているサービスや放置されているアカウントは、金銭的損失や家族の困りごとにつながることも。

今日から、“一緒にチェック”して“記録に残す”ことを少しずつ始めていきましょう。

次回は、「わかりやすく安全なパスワード管理方法」を紹介予定です。