【実践ガイド】今すぐはじめる!親のスマホの棚卸し(見える化)!


こんにちは。今回は、「スマホやパソコンにどんな情報があるのか、実際に把握する方法」をテーマに、“見える化の実践”に特化した「デジタル棚卸し」ガイドをお届けします。

親の終活準備はもちろん、自分自身のためにも、「何がどこにあるか」を家族で一緒に整理していく第一歩に役立ててください。


デジタル棚卸しとは?まずは“見えない資産”に気づこう

スマホやパソコンには、気づかないうちに多くの資産が眠っています。

  • ネット銀行や証券口座
  • クレジットカード情報
  • サブスク(月額契約)サービス
  • 電子マネー・ポイント
  • SNSやクラウド、写真・動画

これらを見えるようにする作業が、「デジタル棚卸し」です。

【実践編】デジタル棚卸し

デジタル棚卸しの実践3ステップ

ステップ1:スマホとパソコンの“棚卸し表”を用意

まずは、書き出すための用紙やファイルを用意しましょう。

  • ノートや手帳に手書きでOK
  • ExcelやGoogleスプレッドシートもおすすめ

カテゴリ別に整理しやすいように、以下のような項目で表をつくります:

カテゴリサービス名ログインID登録メール備考
銀行・証券楽天銀行xxxxxxxxx@mail.com残高あり
ポイント楽天ポイントxxxxxxxxx@mail.com3,000P
動画サブスクAmazon Primexxxxxxxxx@mail.com親の名義

ステップ2:一緒にスマホやPCをチェック

親と一緒にスマホやパソコンの中を見て、実際に何を使っているかを確認していきます。

  • スマホのホーム画面 → 金融系アプリやサブスクアプリを確認
  • メールの受信ボックス → 契約更新や請求メールを確認
  • パスワード管理アプリ・メモ帳の中身をチェック

ステップ3:重要な情報は色分けやマークで可視化

棚卸しをした後、次に備えて「重要度」に応じてマークをつけましょう。

  • ★…絶対に家族で引き継ぐべきもの(銀行、証券、保険など)
  • △…本人が使っているが急ぎではないもの(趣味アプリ、SNSなど)
  • ×…すでに使っていないもの(この機会に解約)

親と一緒に取り組むときの3つのコツ

デジタル棚卸しは「親のため」と言いつつも、本人にとっては少し構える話題かもしれません。
そこで大切なのは、無理なく、気持ちよく進めるための「声かけと工夫」です。

1. 「終活」ではなく「もしもの準備」と伝える

「終活しよう」とストレートに言うと、親世代の中には「まだ早い」「縁起が悪い」と感じる方もいます。

そこでおすすめなのは、「災害のときの連絡先整理みたいな感じだよ」、「何かあったときに困らないように軽くメモしておこう」など、“備え”という言い方に変えること。

終活という言葉に抵抗がある方でも、家族のためになると思えば前向きに協力してくれます。

2. スマホ画面を一緒に見ながら“雑談ベース”で進める

「さあ、棚卸し始めよう!」と改まるよりも、お茶の時間や食後などにスマホを見ながら自然に進めるのがポイントです。

たとえば、こんな声かけから始めてみましょう:

  • 「このアプリって何に使ってるの?」
  • 「これって月いくらかかってるの?」
  • 「このパスワード、覚えてる?」

何気ない会話から情報が引き出せることが多く、親もリラックスして話してくれます。

3. 最初は「紙にメモ」で十分。完璧を求めない

「パスワードを全部管理しよう」「一覧表をちゃんと作ろう」と思うと、親世代にはハードルが高くなります。

まずは「大事なものを3つくらいメモに残す」くらいからスタートしてみましょう。

例えば:

  • スマホのロック番号
  • ネット銀行の名前とログインID
  • どのメールアドレスをメインで使っているか

一度でも「書いてみる」という経験があれば、少しずつ範囲を広げていくことができます。

完璧を目指すより「続けられる整理習慣」を目指すのがコツです。

まとめ:今できる“棚卸し”が未来の家族の安心につながる

デジタル資産は、放っておくと見えなくなり、いざというときに家族が困る原因になります。

スマホの中、パソコンの中にある大事な情報を、「今、一覧にして残しておく」ことが、最も効果的な備えです。

次回は、家族と共有する「エンディングメモの書き方」を紹介予定です。

no.3_棚卸し(見える化)
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